週末読書 – CPUの創りかた

 たまには読書ネタでも。
 
 はてな界隈でマシン語云々の話が出ていた頃に関連ページで紹介されていて、タイトルと表紙(笑)がなんとなく気になっていたので購入。
 週末で一気に読んじゃいました。
 いやー面白かった。
 実際に仕事で使ってる開発言語より下のレイヤーにおける僕の知識なんて本当にショボいもんで。
 マシン語はZ80をチョロっといじった程度。
 ハードウェアは電子工作キットを組み立てたことがある程度。
 はんだごてなんてもう何年も触ってないよ。
 そんな僕でも十二分に楽しめた。
 何がスゴイって、回路設計を追体験できる所がすごい。
 ハードウェアの仕様を決めて、それに合う部品を選んで、配線して…
 こんなの、なかなか体験する機会無いですよ。
 理系ではない…というか義務教育修了レベル(汗)の僕でもモリモリ理解できた。
 自分でもハード組めるんじゃね!?と錯覚させてしまう力が本書にはある。
 無性にハードウェアを勉強したくなってきたなぁ。
 PCと繋いでピコピコ動くデバイスを自作できたら、すっごく楽しそうじゃないですか。
 「楽しい」ってすごく重要な事だと思うんですよね。
 ソフトウェアは作った事がある。
 ハードウェアは電子工作程度なら経験がある。
 でも、ソフトウェアとハードウェアの境い目があんまり実感できないよ。
 そんな人にオススメです。
 基本情報の、マシン語寄りの部分で引っかかってる人にも案外役立つのではないだろーか。

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