「Gooseいぢり」カテゴリーアーカイブ

四国アドベンチャーラリー2023に参加してきた(3)

CP1で少し休憩して再び走行開始。
実はスタートからここまではかなり不安だったんですよね。
ある程度準備してきたとはいえ、ダート向けとは言い難い車両で初ラリーということもあり
「最初のチェックポイントにすらたどり着けないんじゃないか?」と…

しかしここまでの道のりで
「無理をせずペースをキープして走れば十分いける!」
という感触を得られたので、少し精神的余裕が。
ルート上の絶景ポイントで一時停止して写真を撮るゆとりもw

前半は探り探りだった林道でのグースの走らせ方もわかってきた。
上りは稼ぎどころなのでしっかり開ける
とはいえぶんまわすと跳ねがちなので早めにシフトアップを意識
4ストシングルらしく中間トルク重視でトコトコいったほうがタイヤが路面をよくとらえてくれる感じ。

ブロックタイヤ(シンコーSR244)装着の恩恵は大きく、フラット林道でのグリップについては不安なし。
多少ヌタっている場所もわりとすんなりやり過ごせました。

扁平率が大きく変わるためフロントはフェンダーが干渉
15mmスペーサーでかさ上げしてこのギリギリ感。
石が多いセクションではフェンダーにガンガンと石が当たる音がしていたのでちょっとヒヤヒヤ。

下りはブレーキを握ってもタイヤのグリップが破綻する感触はない。
ただしフォークのストローク不足はどうしようもなく、ブレーキを握ったままギャップに乗ったりするとかなり怖い挙動になるので6割くらいのペースで安全第一。

空気圧はパンクを嫌って1.7kとダートにしてはちょい高め。
少し跳ねる傾向があり正直もう少し下げたい気がしたけど、ビードストッパーも無いチューブレス用ホイールなのでこれくらいにしときました。
アスファルト区間も不安を感じず走れたのでわりといい数字だったのかも?

力も抜けていい感じに楽しみながら林道走行を続け
12:00にはスタート地点に帰ってくる事ができました!

前半戦終了でほっと一息、お弁当タイム!
心配だった空模様も今のところ雨の気配はなし。

相当走った感触があるんだけど、これでまだ半分か〜!
(続く)

PPSにいってきた

久々に!
PPSまで行ってきた〜。

今回はあえて、前日夜に移動して某温泉宿に宿泊するという贅沢(?)プランです。
1泊朝食付で平日は5,100円とこの時点ですでにかなりお得な施設ですが、全国旅行支援を使うとそこから40%オフ、さらに3,000円の地域クーポンもついてくるというアレっぷり。

クーポンは館内でも使用できる。
つまり豪華めな夕食にお土産をつけてもお釣りが来るという…
温泉入って飲み食いして宿泊して体を休めて実質負担数百円。
カプセルホテルが苦にならない人なら百点満点コースですね。
(少しでも経済に貢献するために追加でお土産を購入しました)

さて今回のPPS
現状はタイム的に小難しい事に挑む段階ではないので、ひたすら爽やかコースを走り込む方向です。
(ただしポジションだけは色々変えつつ)

いろいろためして本日のベストは40秒4(コケ数1)
もう少し攻められそうな感触だったけど、その前に筋力が付きてしまいOUTでした。
前回より1秒以上縮められたものの、他の方々の参考タイムと比べると物足りないですね・・・

乗り方としては、着座位置を一番前にしてそのぶん狭くなる手元は25mmのセットバックホルダーを逆付けしてハンドルバーを前へ寄せるという形に落ち着きました。

今までは手元が狭いから着座位置を後ろ気味にと、逆の事をしちゃっていたと。
フロントに荷重が乗らなくて怖いので寝かせられない開けられないというパターン。

とはいえまだハンドル位置が高い感があるし、ステップ位置とのチグハグさも気になるので当面はポジション調整がテーマになりそうです。


キャブ掃除とセッティング見直し

先日のレインコンディションの大会でエアクリーナーのフタを外して走った事もあり、いつもより念入りに整備です。
グースのキャブ周りってなかなか外すのがダルいのでこの機会にエアクリーナーボックスも外して一通り清掃する事にしました。
幸い、水や砂の侵入は見られませんでした。

掃除しつつ大会を思い返してふと疑問を感じたのがセッティング。
吸排気はノーマルなうちのグース。
標高・気温・湿度という悪条件が重なったとはいえ、エアクリーナーボックス付きノーマル車があそこまで走らなくなるもんなのだろうか?
実はどっか不具合出てない?
という事でキャブをばらして各部チェックを行うことにしました。

ジェット類のつまりもないし番手もMJ112.5にSJ42.5とノーマル値。
JNの刻印(見にくい)もノーマル。

ん?ニードルのクリップ位置が一番下(5段目)になってる!
(ノーマルセッティングは3段目)

こっ、コレかぁ〜!?

グースのFブレーキキャリパーをFrando製に交換してみた

前回の練習会でフロントブレーキの違和感が決定的になってしまった。
効きはともかくリリース時の感触がしょっちゅう変わるのでとにかく気持ち悪い。
エア抜きやピストン揉み出しをすると一時的に改善するんだけどなんかイマイチ。

まっとうに行くならキャリパーOHだけどそれで改善する確証もない。
30年モノ、しかも悪評が多い時代のTOKIKOキャリパーをコストをかけてOHするよりは・・・交換だよなぁ。

という事でどーん

Frando FR-6〜!
Frandoの4ポッドとしては一番安価なやつです。
(ちなみにレバーはすでにフランドー7NBの15φに交換済みです)

取り付けピッチはブレンボ互換なのでキャリパーサポートは選択肢多め。
最近じゃキャリパーサポートもメーカー不詳の格安品が出回っているけど、さすがに高速道路を走れる車両の保安部品にそれは怖い。
という事でキャリパーサポートはActive製。

ポン付けだとちょいとセンターズレ
接触しているわけではないので使えないわけではないけど

0.5mmのシム追加でほぼセンター。

付属ブレーキパッドOM155はピンク。
とりあえずそのまま使います。

試乗した限りでは特に違和感もなく。
「実にフツーのブレーキに」なった感触。
しばらくこれで運用してみようと思います。

ハンドルバー購入

少し乗れるようになってきたグースですが
どうもフルロック時の手首の角度がよろしくない気がしたのでハンドルバー交換。

とりあえずは安いスチール製で試して、OKならアルミに変える方向で〜

しかしこの、通販で棒1本だけ購入した時の気まずい感はなんともいえないw

大会出場にむけて整備(Fブレーキキャリパーオーバーホール)

月末はひっさびさの大会出場です。

つっても、全然乗れていないのは自分でもわかるので、今回は勝負しにいく感覚ではなく「参加することに意義がある」なアレです。
ここ2年は特にロクに活動できてないから、今のうちに参加しておかないと次がいつになるかわからないからね〜。

とはいえ、整備面でもできる限りの事だけはやっておきたい。
そんなわけで、伸び伸びになっていたフロントブレーキキャリパーのオーバーホールに着手。
入手時の状態が(年式の割には)良かったので1年間触れずにきたのですが、この機会にやっちゃいます。

車体からキャリパーを外してサクッとばらす。
ピストン3箇所はエアで軽く吹くだけでスポンとぬけた。
大きいほうのピストンが1箇所だけ動きが悪かったけど、メタルラバーを吹いてグリグリしたらさほど苦労せず抜けました。

ピストンは外に出てる部分に微妙に汚れが見られるくらいで、軽くクリーニングするだけでキレイになりました。
この鈍く輝くピストン、ノーマルよりいいヤツが入っている?ラッキー。

シール類もそれほど悪くない状態。
オーバーホールいらんかったかなー?

と思いましたが、組み付け後には押し歩き時のディスクのスレがあきらかに少なくなったし、レバーを握ったタッチが明確に変わった。
やってよかった〜

まだ4部ほど残ってる感じのタイヤも豪勢に交換
次もとりあえずTT900GPです。

前回はリア130(グース250純正サイズ)だったけど、今回は350純正サイズ140を選んでみました。
リム幅は両車同じだし、問題はないでしょという事で。
外径がちょっと大きくなりますが、リア車高を上げてみようと思っていたところなのでちょうどいいかも?

グースにマルチステップ導入

後ろ乗り気味だったのを前乗りに切り替えてみたら一気にタイムがあがりました
そうなってくると気になるのがステップ位置。
バックステップは高価すぎるしそもそも前に寄せたいので対象外なんですよね。

そんな中、たまたま某オクでエンデュランスのマルチステップが安く出ていたので購入
ステップの軸が回転できる作りになっており、前後上下に20mmづつ動かせることになります。
金色目立つな〜

結果的に前に20mmが一番しっくりきました。
ブレーキやシフトペダル位置が近くなってしまいますが、許容範囲内でした。
ためしに後ろにさげてみたらふんばりにくくて股関節の筋肉がつるw

さすがに横に長過ぎるので、大胆にカット
練習会にグラインダーを持っていってサクっと。
自宅だと気兼ねする騒音の出る作業は屋外に限りますな

グースのリアブレーキパッド交換

会場の都合でここ2週間練習会がないので某所で低速旋回のコソ練。
なぜかリアのフルードが沸騰してしまいました。

リアを沸かせるのなんて久しぶりだなー
そこまで激しいことはしてないんだけどなー

と、よくよく考えたらリアのパッドが減っていたのでした。
パッドが薄くなってるからディスクの熱がキャリパーに伝わりやすくなっていると。
なるほどね。

残り1mmのブレーキパッド

外してみたら最も薄い箇所は残1mm以下。
走行前チェックで減っているのは気づいていたものの、あとちょっとくらいならイけるよな?と思い込んでいたのがよくなかった模様。

入手性がいいからKSRではずっと赤パッドで不満はなかったんですが、グース用として使うにははビミョー。
効き方は好きなんだけどライフが短くてホイールが汚れまくる感じ…
次はベスラのストリート向けパッドを使ってみたいと思います。

フォークオーバーホール(グース250)

某オクをのぞいていたらGoose250用フォークが出ていました。
予備に1セットあってもいいなと思い入札してみたらあっさり落札。
比較的高値傾向の350用倒立に比べて250正立はあんまり人気がないみたい
(そりゃそうか)

届いたブツをチェックしてみたらわるくない状態
ただダストシールなどはヒビが見られたのでサクっと交換しちゃいます。

実にオーソドックスな構成の正立フォークです。
せっかくなのでインナーパイプの伸び側の穴を塞いでみました。
予備があるとこういう事を試せるのがいいね。
どれくらい変わるかな?

ピストンリングも新旧を並べてみると結構違いますね。
安い部品だし定期的に交換してもいいかもしれない。

Goose250をアップハンドル化してみる(2) ハンドルストッパー加工

前回でトップブリッジはどうにかなりましたので、次は切れ角対策です。
グースのノーマル切れ角はセパレートハンドル向けということもありかなり控えめ。

アップハンに対応できるようにアレをカット
なんかデジャヴ?今回は躊躇などなかった。

お次はハンドルストッパーの新設です。
SVで実績のあるフォーク側にストッパーをつける方法を考えていたのですが
ハンドルを切った時のフォークとフレームの位置関係を確認したところ、三角プレートに何かをネジ止めすれば良さそうだとひらめく。

ためしに三角プレートに穴あけしてゴムブロックを固定。

試乗してみたところ、なんと一発で「切れ角はこれでいいのでは?」という感触が。
ただし、ゴムブロックだとフルロック時の感触がグニョグニョしてちょっと気持ち悪い。
代わりにほぼ同じ厚さのまな板をチョイス。

取って付けたような見た目になってしまいましたが、試乗した限りではフルロック時の感触も問題なさそう!