「バイク」カテゴリーアーカイブ

大会出場にむけて整備(Fブレーキキャリパーオーバーホール)

月末はひっさびさの大会出場です。

つっても、全然乗れていないのは自分でもわかるので、今回は勝負しにいく感覚ではなく「参加することに意義がある」なアレです。
ここ2年は特にロクに活動できてないから、今のうちに参加しておかないと次がいつになるかわからないからね〜。

とはいえ、整備面でもできる限りの事だけはやっておきたい。
そんなわけで、伸び伸びになっていたフロントブレーキキャリパーのオーバーホールに着手。
入手時の状態が(年式の割には)良かったので1年間触れずにきたのですが、この機会にやっちゃいます。

車体からキャリパーを外してサクッとばらす。
ピストン3箇所はエアで軽く吹くだけでスポンとぬけた。
大きいほうのピストンが1箇所だけ動きが悪かったけど、メタルラバーを吹いてグリグリしたらさほど苦労せず抜けました。

ピストンは外に出てる部分に微妙に汚れが見られるくらいで、軽くクリーニングするだけでキレイになりました。
この鈍く輝くピストン、ノーマルよりいいヤツが入っている?ラッキー。

シール類もそれほど悪くない状態。
オーバーホールいらんかったかなー?

と思いましたが、組み付け後には押し歩き時のディスクのスレがあきらかに少なくなったし、レバーを握ったタッチが明確に変わった。
やってよかった〜

まだ4部ほど残ってる感じのタイヤも豪勢に交換
次もとりあえずTT900GPです。

前回はリア130(グース250純正サイズ)だったけど、今回は350純正サイズ140を選んでみました。
リム幅は両車同じだし、問題はないでしょという事で。
外径がちょっと大きくなりますが、リア車高を上げてみようと思っていたところなのでちょうどいいかも?

グースにマルチステップ導入

後ろ乗り気味だったのを前乗りに切り替えてみたら一気にタイムがあがりました
そうなってくると気になるのがステップ位置。
バックステップは高価すぎるしそもそも前に寄せたいので対象外なんですよね。

そんな中、たまたま某オクでエンデュランスのマルチステップが安く出ていたので購入
ステップの軸が回転できる作りになっており、前後上下に20mmづつ動かせることになります。
金色目立つな〜

結果的に前に20mmが一番しっくりきました。
ブレーキやシフトペダル位置が近くなってしまいますが、許容範囲内でした。
ためしに後ろにさげてみたらふんばりにくくて股関節の筋肉がつるw

さすがに横に長過ぎるので、大胆にカット
練習会にグラインダーを持っていってサクっと。
自宅だと気兼ねする騒音の出る作業は屋外に限りますな

グースのリアブレーキパッド交換

会場の都合でここ2週間練習会がないので某所で低速旋回のコソ練。
なぜかリアのフルードが沸騰してしまいました。

リアを沸かせるのなんて久しぶりだなー
そこまで激しいことはしてないんだけどなー

と、よくよく考えたらリアのパッドが減っていたのでした。
パッドが薄くなってるからディスクの熱がキャリパーに伝わりやすくなっていると。
なるほどね。

残り1mmのブレーキパッド

外してみたら最も薄い箇所は残1mm以下。
走行前チェックで減っているのは気づいていたものの、あとちょっとくらいならイけるよな?と思い込んでいたのがよくなかった模様。

入手性がいいからKSRではずっと赤パッドで不満はなかったんですが、グース用として使うにははビミョー。
効き方は好きなんだけどライフが短くてホイールが汚れまくる感じ…
次はベスラのストリート向けパッドを使ってみたいと思います。

フォークオーバーホール(グース250)

某オクをのぞいていたらGoose250用フォークが出ていました。
予備に1セットあってもいいなと思い入札してみたらあっさり落札。
比較的高値傾向の350用倒立に比べて250正立はあんまり人気がないみたい
(そりゃそうか)

届いたブツをチェックしてみたらわるくない状態
ただダストシールなどはヒビが見られたのでサクっと交換しちゃいます。

実にオーソドックスな構成の正立フォークです。
せっかくなのでインナーパイプの伸び側の穴を塞いでみました。
予備があるとこういう事を試せるのがいいね。
どれくらい変わるかな?

ピストンリングも新旧を並べてみると結構違いますね。
安い部品だし定期的に交換してもいいかもしれない。

ヘルメットを新調した(OGK SHUMA FRAME)

以前から使っているヘルメット、最近さすがにヘタリを感じるようになったので更新です。
これまでミニだったこともありジェット派だったんだけど、17インチにスイッチした事だし次はフルフェイスの方向で探します。

コスパ面からOGKになることは自然の摂理。
システムヘルメットやバイザー付きは重量面で大幅増となってしまうため除外。

そうなるとエアロブレードかなーと思いつつショップで現物を眺めているとSHUMAけっこういいんじゃない?という気がしてきた。
エアロブレードよりは多少重量がある(試着して頭をふると地味にわかる)んだけど、それでもフルフェイスの中では軽いほう。
ウリである大型のベンチレーションに惹かれるものがあり購入決定。
ちょうど新デザインのSHUMA FLAMEが出たばかりだったのでそちらにしてみました。

OGK SHUMA FRAME

フルグラフィックモデルだけど、他社のソリッドカラーモデルくらいのお値段。
表面はつや消しというか微妙にマットな感じです。
現物を見て「ちょっとハデすぎたか」と思いましたが、車両に乗っている姿をあとから見ると「ほどよい存在感」といった感じ。

まだまだ暑い中、さっそく練習会で使ってみました。
一番気になっていたのは
ジムカーナの速度域で涼しいのか?
という点です。

使ってみた感触としては
8の字GPの速度域(〜30km/hくらい?)でも頭頂部が「ひんやりする瞬間がある」といった感じ。
めちゃくちゃ涼しいか?と言われると正直微妙です。

とはいえ、よくよく考えてみれば暑い!脱ぎたい!と思ったシーンはまったくありませんでした。
特に今回はジェットヘルメットからの切り替えなので
「慣れるまでは相当に暑苦しいだろうな〜」
と覚悟していたんだけど1時間もしないうちに違和感は感じなくなってたなー。

案外すごい事なのかも。
装着感もいい感じだし、なかなかいい感じ!

Goose250をアップハンドル化してみる(2) ハンドルストッパー加工

前回でトップブリッジはどうにかなりましたので、次は切れ角対策です。
グースのノーマル切れ角はセパレートハンドル向けということもありかなり控えめ。

アップハンに対応できるようにアレをカット
なんかデジャヴ?今回は躊躇などなかった。

お次はハンドルストッパーの新設です。
SVで実績のあるフォーク側にストッパーをつける方法を考えていたのですが
ハンドルを切った時のフォークとフレームの位置関係を確認したところ、三角プレートに何かをネジ止めすれば良さそうだとひらめく。

ためしに三角プレートに穴あけしてゴムブロックを固定。

試乗してみたところ、なんと一発で「切れ角はこれでいいのでは?」という感触が。
ただし、ゴムブロックだとフルロック時の感触がグニョグニョしてちょっと気持ち悪い。
代わりにほぼ同じ厚さのまな板をチョイス。

取って付けたような見た目になってしまいましたが、試乗した限りではフルロック時の感触も問題なさそう!

Goose250をアップハンドル化してみる(1) トップブリッジ加工

昨年後半に乗り換えてから最初に取り組んだのはアップハンドル化。
よくよく考えたら記事化していなかったのでいまさらまとめです。

350(倒立)だと各社から専用トップブリッジキットが発売されていたようですが
AGRAS製は今でも新品購入可能っぽい)
250(正立)用は無いっぽいんですよね。
他車流用で少し高めのセパハンにする事例は多いようですが、ジムカーナ用途をメインとするならやはりバーハンドル化してしまいたい。

専用パーツが無いなら、純正トップブリッジを加工して汎用ハンドルポストを装着するしかない。
穴をあけるだけなら比較的簡単ですが、ハンドルバーという重要部品に関わるだけに強度が心配だし、ある程度の精度を出したいところです。

現物を眺めながら慎重に検討してみたところ、トップブリッジ裏側にあるメーターステー(ラバー付き)用の突起がハンドルポストを設置するのに都合のいい配置である事に気づいた。

メーターステーボルトと同径のドリルをボール盤に咥えさせれば垂直出しもできてしまうので実に都合がいいのです。
位置さえ決まればあとは簡単。
トップブリッジの材質は柔らかいので、あっさり穴あけ完了です。

使用予定ハンドルポストのボルトサイズ(M10)まで穴を拡大し、突起の余分な部分は金鋸でカット。

ハンドルポストは定番の某ハリケーン社製ですが、取り付け前に一工夫。
ハンドルポストのボルトを現物合わせで長さ調整しながらカット。
センターに穴あけ&M6xP1.0っでタップを切って・・・

メーターステー固定用のゴムマウントを装着。
(ハンドルポストのボルトは、この部品がノーマルと同じ位置関係になる長さでカットしています)

こうすればメーターステーは純正位置に収まります。

シャキーン。
なかなかいい感じ!

お次はハンドルストッパー加工です。

タイヤ交換 RX03RからTT900GPへ

北海道ツーリングが終了したのでタイヤチェックです。

リアは素直な減り方に感じる。
サイドはもう少しは行けそうか?

フロントはけっこう反っちゃってますね。
RX-03R、昨年10月半ばくらいに交換したから期間にして7ヶ月くらいかな。
コロナ関係で積極的に乗れいない期間が多いのであんまり参考にならないけど…

タイヤも色々試したい時期なので、豪勢に前後同時交換じゃ!
こんどはTT900GPです。

現状でバイアス系を選ぶとしたらRX-03Rかコレになると思うんですが、試してみて相性がいいほうを使っていこうかなーと。
バイアスタイヤの中では高いほうですが、それでもラジアルよりはお求めやすい価格。
ある程度乗れてる感触を得られるまではバイアスでいくぞ。

2021宗谷岬ツーリング DAY8 琵琶湖~帰宅

さあ、本日がツーリング最終日となります。
日中に家に到着できればいいというゆるいスケジュールなので、琵琶湖周辺をめぐってから帰る事にしました。
4輪や電車で来たことはあるんだけど、バイクは実は初だったりする。

宿をチェックアウト後、彦根城を眺めつつ北へ。
くねくねした奥びわ湖パークウェイを抜けて展望台に到着。

ド平日の朝、売店もあいてない時間帯という事もあって、バイクどころか人っこ一人いない。
雲が多い天気なのが惜しいんだけど、暑くもなく寒くもなくというほどよい感じなので悪くない。


お次はメタセコイア並木道へ
よく名前を聞いたり写真を見かけたりするけど、通るのははじめて。
北海道の直線もいいけど、こういう風景もまたいいですね。

琵琶湖北側をぐるっとまわって、お次は道の駅藤木の里あどかわで遅めの朝食。
ぎりぎりモーニングタイムだったので、たまごごはんセットを注文。
普通にうまい。
朝食はこういうのでいいんだよな~

そして白髭社を眺める。
琵琶湖はほどよい間隔で見どころがあるのがいいねぇ。
距離は稼げないけど、風景がころころ変わるので退屈しません。


この時点でお昼ごろ。
時間的に丁度よい感じなので、これより先は高速を使って一気に帰ります。

高速を走りながら「次の機会があったらどこへ行くかな」と考えたりする。
今回はキャンプは1泊のみであとはすべて宿だったので気力体力ともまだまだ余裕があるっぽい。

そして日が高いうちに無事に帰宅!
メーターを確認したところ総走行距離は1,448kmでした。
日数の割には走ってない感じがするけど、半分ちかく船の上って考えればこんなもんですね。

階段へ迎えに来た猫氏
おみやげは?という表情(?)

そんなこんなで北海道ツーリング全日程が無事に終了!

とにもかくにも、長年の課題だった「最北端到達」を達成できたのがよかった。
これまでは夏が来て荷物をたくさん積んだ旅ライダーを見かけるたびに
「あー今年も行けなかったよ」
って思ってしまってブルーになる事が多かったんです。
こういう感情って、うまく使えば行動の原動力になるけど、あんまり熟成させすぎると呪いになっちゃうからね~

それなくなるのはほんとにうれしい。
胸のつかえがとれたって奴ですね。
やっと1歩踏み出せた感じがします。
(といってもこれ、20代の頃に考えてたイメージとしては「第1部完」くらいの進行度なんだよね…)

さて次はどこにいこうかな?次は何をしようかな?