週末読書 – サーノ博士のヒーリング・バックペイン

 3年ほど前にギクっとやって以来、常時不安を抱えている腰。
 カイロに行ってかなーり楽になったものの
 何かの拍子(くしゃみ、姿勢、etc)にやっぱりギリギリ痛む。
 整形外科ではリハビリとして
 温熱と電気治療を継続して受けているのですが
 いまいち効果は...?
 腰がアレだと何が困るって
 何もしたくなくなる事。
 以前のギックリな激痛が再度起こるんじゃないかって常に不安なので
 外出もおっくう、運動なんてそうそう出来ない...
 どうしようこれ本当に半ひきこもりだよ
 実際にこの数か月でピーkg増えて過去最高記録タイだよ!
 しょうがないので某スレで度々見かける本を読んでみる。
 サーの博士のヒーリング・バックペイン
 
 Amazonのレビュー見てみてくださいよ?
 「読んだだけで痛みが消えた」とかww
 ねーよwwそうだとしてもどんなプラセボだよww
 ・・とか思ってたんですが...さて。


 目次はこちら
 この本一見「やさしい家庭の医学」みたいな表紙ですが
 中身は従来の腰痛医療にケンカうりまくりんぐな、すごく過激な内容です。
 その一部をご紹介。

 背筋と腹筋を強くすれば腰を保護したり痛みを和らげたりできるという考えが、何年も前からまるで教義のごとく全米に広まっている。
 この考えはアメリカ人の心に深く根付いているが、いかんせん、まったくの誤りである。
 運動や筋力強化はけっして悪いことではない。
 むしろ非常に良いことだ(わたし自身も運動している)。
 しかし、自分の患者にはこういっておく。
 「運動や筋力強化では痛みは消えないし、予防もできない
  もしそういう効果が上がったとしたら、それはプラシーボ反応だ」

 どうですかコレ。
 筋肉鍛えても腰痛にはあんまり意味ねーぞと。
 そんなバカな!聞いてねーよ!
 でもちゃんとこの理屈の中身をしっかり読むと、確かにそうかもしれない・・・と思えてくる。
 過激な内容その2
 

首や肩、腰、臀部の痛みの原因は、脊椎とそれに関連した組織の損傷や異常、もしくは、そういった組織の周囲にある筋肉や靭帯の異常だと決めてかかった診断にある。
しかし、この診断を引き出す根拠は、科学的に確認されてはいない

 うぇwwマジっすかww
 確認されていないってオイ!
 博士の理論ではこうです。
 不安・怒りといった感情が抑圧されると緊張を生み、筋肉組織の酸素欠乏を引き起こす。
 そこからこれらの痛み(TMS)に繋がると。
 首肩腰の痛み以外にも各種間接痛ならどこにでも発生するそうな。
 で、次は治療法です。
 1.疾患に関する情報を得てその本質を十分に理解すること
 2.その情報に従って脳の習性を変えるべく「行動」すること
 なんだって...
 1について・・・「TMSを学習し痛みの元の感情を認識せよ」
 「病は気から」なんて言いますが
 気を変えるためには
 価値観を変えろとか
 生き方を変えろとか言われたりして
 んな事簡単にできねーよ的な超ポジティブ指向になんなきゃいけない
 (ような気がする)
 それに対しTMSへの対処法は
 「痛みの原因の感情を認識せよ
 これです。
 何も変える必要はない。
 ただ感情が痛みを発生させていることを認識せよと。
 2について・・・.その情報に従って脳の習性を変えるべく「行動」すること
 その「行動」なんですけど...
 普通に考えると
 ゆるゆるストレッチするとか
 あったかいお風呂にはいるとか
 とかだろうなと思っていたら。
 すごいよ。
 「身体に対するあらゆる治療をやめろ」
 温熱療法/マッサージ/カイロ/運動療法/牽引/鍼/電気治療/消炎剤/ストレッチ
 ヘルニアの手術でさえも(!)プラシーボだから全部やめろ
と。
 しかも
 「元のように体を動かせ」
 物を持ち上げる時何も気にする必要なし
 硬い路面でのランニングOK
 テニスもバスケもどんどんやれ。
 平泳ぎクロールだってOK。
 腹筋鍛えなくてもOK
 背筋鍛えなくてもOK
 わぁーお!
 (ただし腰に構造異常が無い事を医師に診断してもらったうえで。)
 うーんすごい。
 これらが当たってるなら、僕は腰をヤった時以来、TMSの呪いにかかっていたことになる。
 原因となる怒りや不安?
 ふはは!えーえー心あたりありまくりんぐですよ!
 この本が痛みの呪いから解いてくれるのか・・・
 ちょいとばかし試してみたいと思います。
 ちなみに、読後たしかに腰は軽くなったような気がしました。
 ちくちくする痛みは顕在。
 ひとつ残念なのは、各種データが紹介される中で
 図解やグラフが皆無って事ですかね・・・
 そういうのがあると、もっと理解しやすい気がしました。
 おまけ
 脳内の神経伝達物質の異常が原因
 という割と身近な(?)あの病にだって

 この種の考え方は明らかに間違っている。
 脳内では、正常な心理状態でも「異常」な心理状態でも、その状態に応じて確かに化学変化が起きるが、化学物質がその心理状態を引き起こしたのではなく、
化学変化はその心理状態の過程で生じるもの、もしくは結果として生じるのだ。
 この考え方に基づいて薬品で治療すれば、原因を無視した対処療法というお粗末な医療行為を施す事になる。

 ずっとSNRI投薬治療してますサーセン・・・


2 comments to this article

  1. やましろ

    on 2008年10月6日 at 16:17 - 返信

    見逃した!!
    これは見たかったですねー

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