KSRの遠心クラッチを除去してみた

さて次の大会は6月のDUNLOP杯。
認定大会らしいので、気合を入れていきたい。

マシン的にも色々課題が見えてきたので、KSRをいじります。
現状のKSRはほぼノーマル、変わっているのは後付クラッチとマフラー、リアサスくらい。
パワーがないのはしょうがないとして、とにかくエンジンのレスポンスがだるい。

アクセルを捻って実際に回転が上がるまで感覚的に2テンポくらい遅れる。(あの感覚はまさにカブ)
加速時は早めにアクセルを開ければある程度対応できるけど、困ったのはシフトダウン。
ギアを下げる時、アクセルを煽っても回転が上がるまでラグがあるので後輪をロックさせてしまいがち。

どうやらこのだるさは遠心クラッチが残っている限りはどうにもならないらしい。
セミオートマに戻す予定は無いので、この機会に除去しちゃいます。

部品を用意して初のサイドカバーオープン
おー本当にクラッチが2つある・・・

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クラッチ自体はインパクトでゴリゴリっとするだけであっさり取り外し完了。
電動工具最高ですね。
取り外した遠心クラッチを持ってみるとズッシリ重い。
キッチンスケールで測ってみたら1670gもありました。

さて遠心クラッチを外した後に取り付けるギア
メジャーな選択肢であるSP武川製は軽いけどノーマルエンジンだとトルクが薄くなりすぎるらしいとの噂
なので少々お高いけどKLX用プライマリスパーを選択

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重量は約380g。
クランクについているオモリが1kg以上軽くなるってかなりすごい効果がありそうだ・・・!!

せっかく開けたので、ついでにメインのクラッチも確認
おっとー、焼け焼けで真っ黒、かなりの片減りも・・・
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ただでさえ非力な所、パワーロスは避けたいので新品交換しちゃいます。
今後にそなえてクラッチスプリングも交換、更に4本から6本に増やしてプチ強化。
原二はパーツが安くていいねー。

組み込み終わって早速試走。
クラッチレバーがずっしり重い。
キックの手応えがだいぶしっかりした感じに変わった。
アクセルレスポンスは上々、アクセルを煽るとちゃんと回転がついてくる!
スタート時のダッシュ力がかなり向上した感があるし、シフトダウン時も回転が合わせやすくなった。

いい感じ!