「KSR110」カテゴリーアーカイブ

ただいま作業中(KSR110ボアアップ)

あと少しパワーがあればひょっとしたらひょっとしたのかもしれない。
そんな前回の大会の結果を受けまして、とうとうKSRのエンジンに手を入れる事に…

事前にネットの記事を読み込んでイメトレは万全。
いくぞー

ぱかん。
2016-07-23-1

すぽん。
2016-07-23-2

バルブスプリングってこんなに固いのかーとか
ピストンってこんなに固くシリンダーに入ってるんだなーとか
色々新鮮で面白い。

4サイクルエンジンをあけるの人生初なんですが無事に完了できるのか…

※後日追記
キタコの125ccライトボアアップキットと同社VM26キャブの組み込みが無事終了。
パワーアップした証拠に(?)こういう転び方が増えてきました。

KSRの遠心クラッチを除去してみた

さて次の大会は6月のDUNLOP杯。
認定大会らしいので、気合を入れていきたい。

マシン的にも色々課題が見えてきたので、KSRをいじります。
現状のKSRはほぼノーマル、変わっているのは後付クラッチとマフラー、リアサスくらい。
パワーがないのはしょうがないとして、とにかくエンジンのレスポンスがだるい。

アクセルを捻って実際に回転が上がるまで感覚的に2テンポくらい遅れる。(あの感覚はまさにカブ)
加速時は早めにアクセルを開ければある程度対応できるけど、困ったのはシフトダウン。
ギアを下げる時、アクセルを煽っても回転が上がるまでラグがあるので後輪をロックさせてしまいがち。

どうやらこのだるさは遠心クラッチが残っている限りはどうにもならないらしい。
セミオートマに戻す予定は無いので、この機会に除去しちゃいます。

部品を用意して初のサイドカバーオープン
おー本当にクラッチが2つある・・・

2016-05-29-1

クラッチ自体はインパクトでゴリゴリっとするだけであっさり取り外し完了。
電動工具最高ですね。
取り外した遠心クラッチを持ってみるとズッシリ重い。
キッチンスケールで測ってみたら1670gもありました。

さて遠心クラッチを外した後に取り付けるギア
メジャーな選択肢であるSP武川製は軽いけどノーマルエンジンだとトルクが薄くなりすぎるらしいとの噂
なので少々お高いけどKLX用プライマリスパーを選択

2016-05-29-3

重量は約380g。
クランクについているオモリが1kg以上軽くなるってかなりすごい効果がありそうだ・・・!!

せっかく開けたので、ついでにメインのクラッチも確認
おっとー、焼け焼けで真っ黒、かなりの片減りも・・・
2016-05-29-2
ただでさえ非力な所、パワーロスは避けたいので新品交換しちゃいます。
今後にそなえてクラッチスプリングも交換、更に4本から6本に増やしてプチ強化。
原二はパーツが安くていいねー。

組み込み終わって早速試走。
クラッチレバーがずっしり重い。
キックの手応えがだいぶしっかりした感じに変わった。
アクセルレスポンスは上々、アクセルを煽るとちゃんと回転がついてくる!
スタート時のダッシュ力がかなり向上した感があるし、シフトダウン時も回転が合わせやすくなった。

いい感じ!

KSRで8の字

バンク角不足に3cmアップステップを装着しました。
それでも右足はつま先がすぐ着いちゃうけど、だいぶマシに。

2016-04-03

車両感覚に慣れるために、8の字ばかりやりつつ、タイムを見ながらハンドル切れ角も微調整を繰り返し。

KSRでタイムを出すコツが少しわかってきた。
エンジンが非力かつレスポンスが悪いため、エンジン回転数を落としてしまうとアウト。
バンク開始直後あたりからアクセルを開け始めると、立ち上がりに間に合う感じ。
さらに、小さく回ろうとするとスピードが落ちてしまうので、ハンドル切れ角少なめにして大きく回ったほうがいいタイムが出やすい。

SVでの自己ベスト 30秒96まであと0.09秒。
あれ、意外といける…?

KSR110に乗り換えてみた

2月頭からちまちま組んでいたKSR110がようやく走れる段階になったのでまとめ

競技志向で1年過ごしてみて、やはり経済的に厳しいなーという事で乗り替えを決意したのが年明けあたり。
色々検討してみたけど、たとえ排気量を下げたとしてもタイヤが17インチである限りそれほどコストが下がらない事がわかった。
ということでターゲットはミニに絞る。

タマ数豊富で、乗り出しが安くて、ノウハウが多い・・・
という事でターゲットは4ストKSRに決定!
2ストもすごく興味があったんだけど、今回はコスト最重要視のため4ストで。

ヤ◯オクをウォッチすると、クラッチ装着済みの車両が近場で出ていたのでさっそく現車確認。
外観はかなり残念だけどエンジン始動は問題なし。
単気筒ならまあどうにかできるだろうという事で、落札。

自宅ガレージにて整備作業開始。
フォークとブレーキはオーバーホール。
ホイールは純正アルミを投入。
マフラーはこれまたオクでおとした中古WR’S。
タイヤはTT93GPソフトを新品で。(とりあえず前後純正サイズ)

サビサビだったリアサスは武川(新品で1万円以下)に。
サス交換のついでにスイングピボットのグリスアップも
と思ったものの、どうしてもスイングアームのシャフトが抜けない・・・
休日に郊外まで持って行きハンマーでシャフトを叩きまくったけど1ミリも動かず・・・

ネットで検索してみると、古めのKSRではメジャーな事例らしく・・・
油圧プレスで抜いたとかスイングアームごと切断したとかいうヘビーな事例がゴロゴロ。
こりゃセルフ作業では無理だ、という事でトップウェイ守口店さんに作業を依頼。
結局スイングアーム破壊にて対処してもらう事となりました。

20160321-1

その後は別途入手した中古スイングアーム(KSR PRO用っぽい)を装着。
KSRは中古部品も豊富でいい!
ピボット部分はニードルベアリングも仕込まれており、いい感じ!

一通りの整備が終わり、試走も完了。
早速、練習会で本番投入!
20160321-2
第一印象は
「遅い・・・」
650と比べるのは酷ってもんだけど、スタートダッシュでの圧倒的パワー不足感はにっちもさっちも。

ステップが低すぎて、ちょっと寝かすとすぐガリガリ。
前ブレーキがプア。
ポジションの自由度が高すぎてどこに座っていいかわからない。
ハンドル切れすぎ(これは調整すればなんとかなりそう)

ネガばかりという訳ではなく
バランスを崩してもむりやり立て直せてしまう圧倒的な軽さ
体がついていかないくらいの回転半径の小ささ
ノーマルのパワーでは滑る気配すら無いタイヤ(TT93GP)の安心感
といった要素もあるので今しばらくは乗り込んでみようと思います。